シミに対するトレチノインのはたらき

シミを薄くするのに効果があると言われる成分はいろいろありますが、トレチノインもその一つです。 このトレチノインというのはビタミンA誘導体の一種であり、別名オールトランスレチノイン酸と言います。

ビタミンAを含む食品、例えば肉類やにんじん等の野菜類を食べると体内でトレチノインが作られます。 このトレチノインは、お肌のターンオーバーを通常よりも早めるという働きがあります。

お肌はいくつかの層に分かれていますが、きれいなお肌は古い角質が皮膚の表面に押し上げられ、はがれ落ちます。そしてその下にあったみずみずしい層が上に押し上げられるのです。普通はこのターンオーバーに1ヶ月ほどの時間を要するのですが、トレチノインの働きにより、これが早まるというわけです。

つまり、シミができている人でも、トレチノインがあればシミの元であるメラニンを素早く排出することができます。つまり、シミが定着するのを防ぐことができるのです。

トレチノインは先ほども述べたように、ビタミンAを摂取することで生成することができますが、病院に行けば処方してもらうことができます。病院で処方してもらうのは主に軟膏で、これを自分で定期的に 塗ることにより、トレチノインを体内に吸収させます。

すでに外国ではトレチノインがシワやニキビの治療に役立つとして認可されているようです。 また皮膚を若々しくよみがえらせる薬として使われることもあります。 残念ながら日本では、まだそこまでの段階には達していません。

トレチノインを皮膚に塗布すると、まず表面の古い角質がはがれます。そして表皮においては細胞分裂を促して、新しい皮膚を作っていきます。またヒアルロン酸を分泌させる働きがあるので、お肌がしっとりと潤ってくるのです。

トレチノインが働くのは表皮だけではなく、真皮でも働きます。真皮ではコラーゲンを分泌させますから、徐々にお肌のハリが出てきたり、シワがなくなっていくという変化が起こります。

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